ホルモンバランスの乱れにピルは大丈夫?
避妊対策としてピルを飲む人も多いですよね。
私の友達にもそのような目的で病院に行っていた子も少なくないです。
確かに、望まない妊娠は避けるべきですし、そういう使い方も間違いではないです。
ただそもそもピルは、ホルモンバランスを整えるための治療薬です。
少量のピルを飲み続けることでホルモンバランスが整う薬、私はずっとそう思ってきました。
しかし最近、ピルを飲み続けることで、逆にホルモンバランスが乱れてしまうこともあるという記事を読みました。
今までとまったく間逆のことが書かれていたので、私には大きな衝撃でした。
なぜピルを飲み続けることでホルモンバランスが崩れてしまうのかといいますと、ホルモンバランスを整えるには、ビタミンB群という栄養が欠かせないのだそうです。
ビタミンB群は、体の内臓器官の働きをよくしたり、神経を正しくし、そしてホルモンを作って器官へ運ぶというような役割があります。
この大切なビタミンB群が、ピルを飲み続けることで、なんと体内から減らされてしまうというのです!
ビタミンB群が少なくなると、ホルモンを作って器官に運ぶ役割が弱くなるので、結果的にホルモンのバランスが乱れてしまいます。
更に、心を穏やかに保つ成分も含まれていることから、不足すると、常にイライラした状態になってしまうのです。
気になって調べてみたのですが、これはお医者さんなどの医療従事者の方も言及していたことから、正しい情報だと思います。
しかし悪いことばかりではありませんよ!
実際、低用量のピルの定期摂取で、生理痛やそれに伴う諸症状が劇的に和らいだという人もいます。
生理のときに、頭痛がしたり胸が張ったり、吐き気がおさまらなかったり体が信じられないほど重くなったり、生理が重い人は本当に本当に大変ですよね。
そんな辛さとずっと戦ってきたのだったら、一度試してみるのも良いのかもしれません。
同じ飲み方をしても、劇的に改善する人と、かえってひどくなってしまう人がいるようなので、これも個人差ということになってしまうのでしょうか。
まずは病院へ言って先生と相談しつつ、自分に合う治療法を探しながらピルを使用すればいいのかなと思います。
自分の体に関わることなので、慎重に選ぶ必要がありますね。